'Ranuki' Words: The Evolution and Nuances of Japanese Potential Verbs #182

'Ranuki' Words: The Evolution and Nuances of Japanese Potential Verbs #182

ら抜き言葉について考えてみました。 Discover the evolution, nuances, and cultural shifts behind these potential verbs. A must-read for every language enthusiast!

Silver Penguin+ Members: Video Podcast and Japanese Transcripts (Furigana Included/Excluded)

単語 (Vocabulary)

動詞(どうし) verb
可能(かのう)(けい) potential form
省略(しょうりゃく)される be omitted
戦後(せんご) postwar
正式(せいしき)() formal setting
意図的(いとてき)に intentionally
実話(じつわ) true story
政府(せいふ) government
傾向(けいこう) tendency
結婚式(けっこんしき) wedding
仕事(しごと)面接(めんせつ) job Interviews

会話の話題 (Conversation Topics)

母語(ぼご)にも「ら()言葉(ことば)」のような特有(とくゆう)現象(げんしょう)はありますか?
In your native language, are there phenomena similar to the "Ranuki" words in Japanese?

日常(にちじょう)会話(かいわ)で、言葉(ことば)(えら)(かた)やニュアンスを()にする(ほう)ですか?()にしない(ほう)ですか?それはどうしてですか?
In daily conversations, do you pay attention to word choice and nuances? Or not? Why is that?

あなたの(くに)にも言語(げんご)変化(へんか)特徴(とくちょう)(かん)する公的(こうてき)研究(けんきゅう)やレポートがありますか?
In your country, are there official studies or reports on the changes and characteristics of the language?

将来(しょうらい)言語(げんご)はどのように変化(へんか)していくと(おも)いますか?
How do you think languages will evolve in the future?


国語に関する世論調査 | 文化庁
国語に関する世論調査の結果を掲載しています。

Video Podcast and Japanese Transcripts (Furigana Included/Excluded)

こんにちは、さゆりです

今回(こんかい)は「ら()言葉(ことば)
について(かんが)えてみます

(みな)さん「ら()言葉(ことば)
というのを

()いたことがありますか?

一般的(いっぱんてき)に、日本語(にほんご)動詞(どうし)
可能(かのう)(けい)(つく)(とき)

Potential verb を(つく)(とき)

「られる」の(かたち)()ります

(たと)えば

()べる」の可能(かのう)(けい)
()べられる」

(かんが)える」の可能(かのう)(けい)
(かんが)えられる」ですね

しかし、ら()言葉(ことば)では

この「られる」の
「ら」が省略(しょうりゃく)されて

()べられる」ではなく
()べれる」

(かんが)えられる」ではなく
(かんが)えれる」となります

教科書(きょうかしょ)日本語(にほんご)先生(せんせい)
『ら』を()れて(はな)すのに」

友達(ともだち)
『ら』を()れて(はな)さない」って

()づいた(かた)もいると(おも)います

この、ら()言葉(ことば)現象(げんしょう)

(とく)に、(はな)言葉(ことば)
よく()られます

()言葉(ことば)は、大体(だいたい)
100(ねん)ぐらい(まえ)から

(はな)言葉(ことば)(あらわ)(はじ)めて
戦後(せんご)戦争(せんそう)(あと)

さらに、ら()言葉(ことば)
()えたと()われています

しかし、この「ら()言葉(ことば)」は

現時点(げんじてん)
共通語(きょうつうご)としては(あやま)り」

間違(まちが)いだ」と()われています

新聞(しんぶん)などでは
ほとんど使(つか)われません

だから、ビジネスの()
正式(せいしき)()での

()言葉(ことば)使用(しよう)
()けるべきだと(おも)います

とは()え、(わたし)もよく
()言葉(ことば)使(つか)います

意図的(いとてき)使(つか)うこともあります

(とく)に、友達(ともだち)家族(かぞく)(はな)(とき)

()言葉(ことば)じゃないと
不自然(ふしぜん)日本語(にほんご)

()こえてしまうことが
あるからです

これは、実話(じつわ)なんですけど

(わたし)が、アメリカ(じん)友達(ともだち)
日本人(にほんじん)友達(ともだち)一緒(いっしょ)

ハイキングに()っていました

その(くるま)(なか)での
会話(かいわ)なんですけど

(わたし)がアメリカ(じん)友達(ともだち)

(さかな)()べられる?」
()きました

そうすると
(わたし)日本人(にほんじん)友達(ともだち)

「あぁー」

「『()べられる』『()べれる』
...あぁ...」

「ちゃんとした日本語(にほんご)
()べられる』なのか...」

みたいな(かん)じで

(つぶや)いていた
エピソードがあります

その日本人(にほんじん)友達(ともだち)からすると

(わたし)()った
(さかな)()べられる?」というのは

不自然(ふしぜん)日本語(にほんご)だったそうです

(ただ)しいけど、ちょっと(へん)だと
(かん)じたそうです

(わたし)普段(ふだん)
日本語(にほんご)(おし)えているので

()言葉(ことば)をなるべく
使(つか)わないようにしています

でも
一般的(いっぱんてき)日本人(にほんじん)にとっては

「ら」が(はい)ることによって

不自然(ふしぜん)(かん)じてしまうことも
あるみたいです

さっきのは、(わたし)友達(ともだち)とか
(わたし)自身(じしん)感覚(かんかく)だったんですけど

(じつ)は、文化庁(ぶんかちょう)
レポートを()しています

文化庁(ぶんかちょう)」というのは
日本(にほん)政府(せいふ)一部(いちぶ)です

具体的(ぐたいてき)には、日本語(にほんご)

日本(にほん)文化(ぶんか)(まも)活動(かつどう)
している省庁(しょうちょう)です

文化庁(ぶんかちょう)のレポートによると

可能(かのう)(けい)になる動詞(どうし)によって

使(つか)(ひと)(おお)い・(おお)くない
っていうのがあるのと

あと、年齢(ねんれい)によって

使(つか)う・使(つか)わないというのが
あるそうです

(たと)えば

「こんなに、たくさんは
()べられない」と

「こんなに、たくさんは
()べれない」

()べられない」っていう

「ら」がある(ほう)使(つか)(ひと)が 60%

「こんなに、たくさんは
()べれない」が 32%

両方(りょうほう)使(つか)う」
っていう(ひと)は 6.8%

()からない(ひと)」が 0.4%

()べる」という
動詞(どうし)(かん)しては

「ら」を使(つか)(ひと)(ほう)
(すこ)(おお)印象(いんしょう)

(おな)じぐらいなものもあります

(たと)えば

明日(あした)
(あさ) 5()()られますか?」と

明日(あした)(あさ) 5()()れますか?」
です

で、年齢(ねんれい)(べつ)だと

(わか)(ひと)ほど、ら()言葉(ことば)
使(つか)傾向(けいこう)にあるようです

(わたし)の Website に

この文化庁(ぶんかちょう)のレポートの
リンクを()っておくので

興味(きょうみ)がある(ひと)
()てみてください

()たり(まえ)のことですが
言葉(ことば)時代(じだい)(とも)変化(へんか)します

だからこの結果(けっか)、このデータが

10(ねん)(さき)
(おな)じだとは(かぎ)りません

はい、いかがでしたか?

(こた)えが()なくて

スッキリしないエピソードに
なったかもしれません

でも、言語(げんご)って
これだから(たの)しいんですよね

(はな)(ひと)によって
その(ひと)(かんが)えとか

言葉(ことば)以外(いがい)(いろ)()ますよね

だから、すごく言語(げんご)って
面白(おもしろ)いなと(おも)います

で、簡単(かんたん)
まとめになりますが

正式(せいしき)()では、ら()言葉(ことば)
使(つか)わないことをお(すす)めします

正式(せいしき)()」って()っても
(わたし)自身(じしん)

そんな正式(せいしき)()()くことが
(すく)ないんですけど

(たと)えば
結婚式(けっこんしき)のスピーチだったり

あと、仕事(しごと)面接(めんせつ)(とき)ですかね

ま、それぐらいかな?

(ほか)(には)...うーん

あまり、(わたし)
正式(せいしき)()()かないので

もし、そういう()
()機会(きかい)(おお)(ひと)

()言葉(ことば)使(つか)わないように
意識(いしき)してみてください

で、友達(ともだち)との会話(かいわ)
カジュアルな場合(ばあい)

()言葉(ことば)(ほう)が、自然(しぜん)
()こえるかもしれません

ま、これも
動詞(どうし)状況(じょうきょう)によって

どれが一般的(いっぱんてき)か?っていうのは

(つね)()わると(おも)うんですけど

ま、1(ばん)
そんなに意識(いしき)しないことが

大切(たいせつ)かなと(おも)います

どちらでも意味(いみ)(つた)わります

もし、注意(ちゅうい)されたり

(わたし)みたいに友達(ともだち)
ちょっと(へん)(かお)をされたら

その(とき)は、ラッキーですね

それが、上達(じょうたつ)する
チャンスだと(おも)います

日本人(にほんじん)(わたし)でも

「ら」を()くか、()かないかを
間違(まちが)えるぐらいですから

(みな)さん、失敗(しっぱい)(おそ)れずに
(はな)しましょう

頑張(がんば)りましょう

はい、じゃあ、今回(こんかい)
最後(さいご)まで()いてくれて

ありがとうございました

じゃあ、また(つぎ)のエピソードで
バイバーイ!

こんにちは、さゆりです

今回は「ら抜き言葉」
について考えてみます

皆さん「ら抜き言葉」
というのを

聞いたことがありますか?

一般的に、日本語の動詞で
可能形を作る時

Potential verb を作る時

「られる」の形を取ります

例えば

「食べる」の可能形は
「食べられる」

「考える」の可能形は
「考えられる」ですね

しかし、ら抜き言葉では

この「られる」の
「ら」が省略されて

「食べられる」ではなく
「食べれる」

「考えられる」ではなく
「考えれる」となります

「教科書や日本語の先生は
『ら』を入れて話すのに」

「友達は
『ら』を入れて話さない」って

気づいた方もいると思います

この、ら抜き言葉の現象は

特に、話し言葉で
よく見られます

ら抜き言葉は、大体
100年ぐらい前から

話し言葉で現れ始めて
戦後、戦争の後

さらに、ら抜き言葉が
増えたと言われています

しかし、この「ら抜き言葉」は

現時点で
「共通語としては誤り」

「間違いだ」と言われています

新聞などでは
ほとんど使われません

だから、ビジネスの場や
正式な場での

ら抜き言葉の使用は
避けるべきだと思います

とは言え、私もよく
ら抜き言葉を使います

意図的に使うこともあります

特に、友達や家族と話す時は

ら抜き言葉じゃないと
不自然な日本語に

聞こえてしまうことが
あるからです

これは、実話なんですけど

私が、アメリカ人の友達と
日本人の友達と一緒に

ハイキングに行っていました

その車の中での
会話なんですけど

私がアメリカ人の友達に

「魚が食べられる?」
と聞きました

そうすると
私の日本人の友達は

「あぁー」

「『食べられる』『食べれる』
...あぁ...」

「ちゃんとした日本語は
『食べられる』なのか...」

みたいな感じで

呟いていた
エピソードがあります

その日本人の友達からすると

私が言った
「魚が食べられる?」というのは

不自然な日本語だったそうです

正しいけど、ちょっと変だと
感じたそうです

私は普段
日本語を教えているので

ら抜き言葉をなるべく
使わないようにしています

でも
一般的な日本人にとっては

「ら」が入ることによって

不自然に感じてしまうことも
あるみたいです

さっきのは、私の友達とか
私自身の感覚だったんですけど

実は、文化庁が
レポートを出しています

「文化庁」というのは
日本の政府の一部です

具体的には、日本語や

日本文化を守る活動を
している省庁です

文化庁のレポートによると

可能形になる動詞によって

使う人が多い・多くない
っていうのがあるのと

あと、年齢によって

使う・使わないというのが
あるそうです

例えば

「こんなに、たくさんは
食べられない」と

「こんなに、たくさんは
食べれない」

「食べられない」っていう

「ら」がある方を使う人が 60%

「こんなに、たくさんは
食べれない」が 32%

「両方使う」
っていう人は 6.8%

「分からない人」が 0.4%

「食べる」という
動詞に関しては

「ら」を使う人の方が
少し多い印象

同じぐらいなものもあります

例えば

「明日、
朝 5時に来られますか?」と

「明日、朝 5時に来れますか?」
です

で、年齢別だと

若い人ほど、ら抜き言葉を
使う傾向にあるようです

私の Website に

この文化庁のレポートの
リンクを貼っておくので

興味がある人は
見てみてください

当たり前のことですが
言葉は時代と共に変化します

だからこの結果、このデータが

10年先も
同じだとは限りません

はい、いかがでしたか?

答えが出なくて

スッキリしないエピソードに
なったかもしれません

でも、言語って
これだから楽しいんですよね

話す人によって
その人の考えとか

言葉以外の色が出ますよね

だから、すごく言語って
面白いなと思います

で、簡単な
まとめになりますが

正式な場では、ら抜き言葉を
使わないことをお奨めします

「正式な場」って言っても
私自身、

そんな正式な場に行くことが
少ないんですけど

例えば
結婚式のスピーチだったり

あと、仕事の面接の時ですかね

ま、それぐらいかな?

他(には)...うーん

あまり、私は
正式の場に行かないので

もし、そういう場に
行く機会が多い人は

ら抜き言葉を使わないように
意識してみてください

で、友達との会話や
カジュアルな場合は

ら抜き言葉の方が、自然に
聞こえるかもしれません

ま、これも
動詞や状況によって

どれが一般的か?っていうのは

常に変わると思うんですけど

ま、1番は
そんなに意識しないことが

大切かなと思います

どちらでも意味は伝わります

もし、注意されたり

私みたいに友達に
ちょっと変な顔をされたら

その時は、ラッキーですね

それが、上達する
チャンスだと思います

日本人の私でも

「ら」を抜くか、抜かないかを
間違えるぐらいですから

皆さん、失敗を恐れずに
話しましょう

頑張りましょう

はい、じゃあ、今回も
最後まで聴いてくれて

ありがとうございました

じゃあ、また次のエピソードで
バイバーイ!

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